
自分の心を知る技術
自分の心ってわかっているようで、わからなくなったりすることがありませんか?例えば、ダイエットをしたいのに、ケーキを食べるのをやめらない…自分はいったいなにを考えているんだろうと。神経学者のなかには、脳は1つしかないが、心は2つある、という人もいるそうです。
それは衝動的に行動して目先の欲求をみたそうとする心と、衝動を抑えて長期的な目標を達成しようとする心。これを頭に入れておくと、自分の心を知る助けになると思います。ケーキを食べたい、というのは原始的な本能からくる欲求と考えられます。原始時代では、安定して食料の確保をすることが難しいため、カロリーの高い食物をとることが、生命を維持することにつながるからです。
ただ、現代では逆に、ケーキをたくさん食べて、カロリーをとりすぎると肥満による病気などで寿命を縮めてしまう可能性が高いのです。ですから、衝動的にケーキが食べたい!という本能はもちろん本心なのですが、これを抑えようという心もまた本心なのです。
この場合、ケーキを食べたい衝動的な自分を「ケーキモンスター」などと名付け、衝動的に食べようとする前に「ケーキモンスター」を意識することができるようになると、食べたい衝動を抑えられる、といったことがあるようです。 自分の心を知ると、行動の質が上がって生活をよりよいものにできる可能性があるのですね。
あとは、自分自身の観察者になることが、自分の心を知る上で有効だと思います。大切な人を思い浮かべてほしいのですが、好きなひとって、ふだん自分自身の言動で意識していないような、細かいところまで気になりませんか?ちょっとした言動から、相手が今何を考えているか想像してみたり、相手の行動を予測したり…これを自分に対しても意識して、自分の言動を観察してみると、自分の心について新しい発見があるかも。
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